
食べ物クイズは、子どもにとって家庭内での食育になり、親子のコミュニケーションとしても活用出来ます!小学生の子ども向けの食べ物クイズを出しますが、幼稚園児や保育園児でも食べ物のクイズは人気でおすすめです。
今回は、知っててほしい災害食の食べ物クイズを5問と子ども向けのおやつ(ゼリー)のレシピを紹介します!
災害食の子ども向け3択クイズ。5問
Q1.1番大切なのは、水ですが、少なくとも1人1日どれくらいの水か必要でしょうか?
① コップ2杯(400ミリリットル)分
② ペットボトル2本(1リットル)分
③ ペットボトル10本(5リットル)分
Q2.次のうち、火や水を使わないで食べられるのはどれでしょう?
① お米
② カップラーメン
③ 缶づめ
Q3.食べ物は、「主食(エネルギーのもとになる)+主菜(体をつくるもとになる)」を備えておくとよいのですが、3つのうち正解の組み合わせはどれでしょう?
① 乾パン+野菜ジュース
② 魚の缶づめ+モモの缶づめ
③ お米+レトルトハンバーグ
Q4.備えておきたい「おやつ」は次のうちどれでしょう?
① 手づかみで食べられるもの
② 1つひとつパッケージ(包まれている)されているもの
③ いつも食べていない特別なもの
Q5.備えておく食べ物は、どうしておくとよいでしょうか?
① 食べたらまた買う、をくりかえす。
② 棚の奥に大切にしまっておく。
③ 災害が起きるまで絶対食べない
災害食の子ども向け3択クイズ。答え
Q1.= ②(飲み水は1日1リットル、調理などに使う水を含めると3リットルほどあれば安心)
Q2.= ③(缶づめは、缶切りを使わないで開けられるものがよい)
Q3.= ③(お米を中心とした主食と主菜を、3日~1週間分備えておくとよい)
Q4.= ②(手を洗わなくても清けつに食べられる、いつも食べ慣れているおやつがよい)
Q5.= ①(しまっておくと古くなったことに気づかないので、多めに買っておき、1つ食べたら1つ買い足すというように、無理なく備えるとよい)
子ども向けおやつ(ゼリー)レシピ
ゼリーを作る時は、ゼラチン・寒天・アガーで作る場合の3つの種類に分かれます。それぞれ食感や調理方法が違いますので、好みのゼリーを見つけてみてください。
ゼラチン
ゼラチンは、牛骨や牛皮、豚皮などの動物性たんぱく質を原料としたもの。50℃~60℃のお湯で溶けます。食感はやわらかくツルンとした口どけです。しかし、固まる温度が低いので、しっかり冷やさないと固まりません。
パンナコッタ レシピ
【 材料(1人分)g 】
牛乳・・・・・・25
生クリーム・・・20
グラニュー糖・・5
粉ゼラチン・・・1
水・・・・・・・7
プリンカップ・・1個
【 調理法 】
① 生クリームと牛乳を温め、グラニュー糖を溶かす。
② ①にふやかした粉ゼラチンを加える。
③ 鍋からボール等に移し、氷水をあて冷やす。
④ 少しとろが付いたらプリンカップに注ぎ、冷蔵庫で固める。
※注意点は、パイナップルやマンゴー、キウイ、いちごなどのフルーツを入れると固まらないかゆるくなってしまいます。フルーツを使いたい場合は、缶詰がおすすめ。
寒天
寒天は、テングサやオゴノリなどの海藻類を原料としたもの。固まる温度が40℃と高いので、常温でも固まります。食感は固く、舌触りはゼラチンに比べると悪いです。
目玉焼き風ゼリー レシピ
【 材料(1人分)g 】
粉寒天・・・・・・・0.4
水・・・・・・・・・14
砂糖・・・・・・・・3.7
牛乳・・・・・・・・30
バニラエッセンス・・0.02
あんず(缶)・・・・1個
マドレーヌカップ・・1個
【 調理法 】
① 粉寒天は水と一緒にしてふやかす。
② ①を火にかけ煮溶かす。
③ 完全に溶けたら砂糖を入れ、溶けたら牛乳、エッセンスを入れる。
④ カップの真ん中にあんずを入れ、上から③の液を注ぐ。
あんずにもしっかり液をかけると目玉焼きらしく仕上がる。
⑤ 冷蔵庫で冷やし固める。
※しっかりと寒天が溶けたのを確認して砂糖を入れ、フツフツとしっかり沸騰させるのがポイント。
アガー
寒天のことを英語でAgar(アガー)といいます。カラギーナンという海藻やローカストビーンガムというマメ科の植物から抽出されたもの。ゼラチンと寒天の間くらいの食感。3つの中で最も透明度が高く、弾力があってのど越しがよいのでおすすめ。
真っ赤なゼリー レシピ
【 材料(1人分)g 】
トマトジュース・・・・・・・25
オレンジジュース・・・・・・15
アガー・・・・・・・・・・・1
砂糖・・・・・・・・・・・・5
ミニトマト・・・・・・・・1個
プリンカップ・・・・・・・1個
【 調理法 】
① 砂糖とアガーをよく混ぜておく。
② ジュースはパックごとお湯に入れ温めておく。
ミニトマトはよく洗ってヘタをとっておく。
③ 鍋にオレンジジュースと①を入れ、よく溶かす。
トマトジュースを入れて沸騰させる。
④ カップに③を流し入れ、冷やし固める。
⑤ 粗熱がとれて少しとろみが付いたら、ミニトマトを入れる。
※アガーは水に溶けにくいので、必ず砂糖とよく混ぜて水に溶かすようにしましょう。
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