きょうの健康。減塩鍋レシピ|11月16日NHK

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年11月16日(木)NHKきょうの健康では、冬の血圧管理術がテーマでおいしい減塩鍋レシピの紹介がありました!冬は毎日でも鍋が食べたくなりますよね。簡単に作れるのも嬉しいお鍋。ただ、塩分の摂りすぎる危険性もある為、減塩鍋レシピを参考においしく健康的な鍋を楽しみましょう。

今回は、NHKきょうの健康で紹介された高血圧予防についてや減塩鍋レシピ、その他の減塩鍋レシピをまとめて紹介します!

スポンサーリンク


きょうの健康。高血圧予防するには?

高血圧症を予防するには、やはり減塩(塩分を摂りすぎない)ことが大切です。また、肥満も高血圧症の原因になる為、適正体重を知って維持することも必要なことになります。

ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜やきのこなどの副菜を1回の食事にバランスよく摂ることが大事。1汁3菜(ご飯+味噌汁+焼き魚+和え物+煮物)など和食料理中心の食生活を心掛けることをおすすめします。

適度な運動・有酸素運動(歩くなど)を毎日意識して行うとより高血圧予防に効果的です。

適正体重=(身長÷100)×(身長÷100)×22

 

適正な塩分量

1日当たりの塩分摂取の目標量は、男性8g未満、女性7g未満(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2015年版」より)、すでに高血圧がある人は6g未満(「高血圧治療ガイドライン2014」より)を推奨されています。

平成27年の「国民健康・栄養調査」(厚生労働省)の結果では、塩分摂取量の平均は男性11,0g、女性9,2gで、適切な塩分量よりも多くとっているのが現状のようです。

和食はとても健康的な食事ですが、意識しないと塩分を摂りすぎてしまいます。また、外食、ファーストフード、惣菜なども便利でよく食べる機会も多いと思いますが、塩分量が高いので、食べ過ぎには注意しましょう。

なぜ塩分を摂りすぎると血圧が高くなるのか

食事で摂り過ぎた塩分は、血液中に溶け込みます。体は血液中の塩分濃度を一定に保とうとして、血管内に水分を引き込んでしまうのです。

そうすることで、血液量が増える為、血圧が高くなってしまいます。

 

スポンサーリンク


きょうの健康。減塩鍋レシピ

きょうの健康で紹介された減塩鍋レシピを3つ紹介します。

● 減塩すき焼き(1人分 食塩相当量1.8g)

【 材料(1人分)】

牛もも肉(脂身つき/薄切り:80g
焼き豆腐(一口大に切る:60g
白菜(一口大に切る):1/4枚(30g)
長ねぎ(斜め切り):12cm(30g)
春菊(葉先):10g
くずきり(乾/ゆでる):10g

サラダ油小さじ1/2
(A)減塩だし割りじょうゆ(市販)大さじ1と小さじ2/3
(A)砂糖小さじ1と2/3
(A)みりん小さじ1/2弱
(A)水大さじ1
卵1コ(50g)

【 作り方 】

⓵ 鍋にサラダ油を熱して牛肉、長ねぎの順に焼く。
⓶ 牛肉の両面に適度に焼き色がついたら、卵以外の具材を加えて、合わせた(A)を回しかける。
⓷ 煮えたものから、溶いた卵につけて食べる。

※煮汁が煮詰まったら、適宜水を足す。

● 減塩水炊き(1人分 食塩相当量0.2g)

【 材料(1人分)】

鶏もも肉(皮付き):2切れ(30g)
生ざけ :1/2切れ(40g)
絹ごし豆腐 :1/4丁(100g)
白菜 :1枚(120g)
長ねぎ :4cm(10g)
もやし :50g
にんじん :10g
みつば :10g
えのきだけ :25g
まいたけ :25g
しらたき :40g
減塩かつおだし :カップ3/4
※かりゅうだしを表示どおりに溶いたもの

【 作り方 】

⓵ 鶏肉、生ざけ、豆腐、みつば、まいたけは食べやすい大きさに切る。
⓶ 白菜は大きめの一口大に、長ねぎは斜め切りにする。にんじんは薄い輪切りにしてゆでておく。えのきだけは石づきを取り、ほぐす。
⓷ しらたきは袋の表示どおりにゆでて、水にとる。
⓸ 鍋に鶏肉、だしを入れて火にかける。
⓹ 沸騰したらアクを取り、鶏肉に火が通るまで煮る。
⓺ ⓸に残りの材料を加えて煮る。

● 香味ポン酢しょうゆ(1人分 食塩相当量2.2g)

【 材料(1人分)】

減塩しょうゆ :大さじ1と1/2
みりん :小さじ1
ゆずのしぼり汁 :小さじ2
長ねぎ(みじん切り) :6cm(15g)
しょうが(すりおろす) :小さじ2/3
(A)かつお節 :1g
(A)干ししいたけ (レンジで加熱するかゆでてみじん切り) :1/2枚
(A)ごま油 :小さじ1/2
青じそ(せん切り) :1枚
大根おろし :20g
ゆずの皮(せん切り) :適宜
七味とうがらし :適宜

【 作り方 】

⓵ (A)をボウルに入れ、混ぜ合わせる。
⓶ 好みで1に大根おろし、青じそ、ゆずの皮を加え、七味とうがらしをふる。

おすすめ減塩鍋レシピ

食で健康「うまみで食べる!減塩鍋」で紹介されたレシピについても紹介します。

● 鶏と香味野菜のつみれ鍋(1人分 エネルギー量353kcal/塩分量1.8g)

【 材料(2人分)】

・鍋のつゆ(出来上がりの目安800mL)
昆布 :10g
水 :1L
削り節(かつお) :30g

・つみれ
鶏ひき肉 :250g
みりん :30mL
しょうゆ :20mL
卵 :1/4コ分
薄力粉 :15g
かたくり粉 :15g
ねぎ(※みじん切り) :50g
しょうが(※みじん切り) :15g

・その他の具材・調味料
ねぎ :1本
えのきだけ :35g
にんじん :20g
ごぼう :25g
黒こしょう :適量
ゆずの皮(※せん切り) :適量

【 作り方 】

●鍋のつゆ
⓵ 昆布を水に入れて、一晩冷蔵庫に入れておき、「昆布水」をつくる。
⓶ 昆布を取り出した1を鍋に移し、火にかけて沸騰させる。
⓷ 火を止めて、削り節を入れ、30秒ほど待ってからこす。

●つみれの下準備
⓵ フライパンを熱し、鶏ひき肉の半量と、みりんとしょうゆを入れて炒め煮にし、「そぼろ」をつくる。
⓶ ざるでこして煮汁をとっておき、そぼろはボウルに移して冷ましておく。
⓷ そぼろが冷めたら、残りの鶏ひき肉、卵、薄力粉、かたくり粉、4の煮汁を加えてよく混ぜる。
⓸ ねぎとしょうがを加えて混ぜる。
⓹ ⓸をポリ袋に入れておく。

●野菜の下準備
⓵ 野菜のうまみを生かすために、短時間で火が通るように切る。
⓶ ねぎの白い部分を約3cm幅の「じゃばら切り(※ねぎを横向きに置き、上半分に細かく切り込みを入れて、3cm幅のところで切り落とす)」にする。
⓷ ねぎの青い部分は2mm程度の薄切りにして、水でサッと洗ってからザルに上げておく。
⓸ えのきだけの石づきを取り、ほぐす。
⓹ にんじんとごぼうをよく洗い、皮つきのまま、ピーラーで薄くスライスする。

※ごぼうは水にさらさなくてよい(さらすとカリウムなどの栄養素や風味が溶け出してしまう為)。

●具材を煮る
⓵ 土鍋にだし(鍋つゆ)を入れて火にかける。
⓶ 沸騰したらつみれを入れる。ポリ袋の端を斜めに切って中身を絞りだし、スプーンで鍋に入れていく。
⓷ つみれが煮えてきたら、じゃばら切りにしたねぎを入れる。
⓸ ごぼう、えのきだけ、にんじんの順に加え、サッと煮たら黒こしょうをふり、ねぎ(青い部分)をのせる。
⓹ 仕上げにゆずの皮を散らす。

スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加